2019年10月、台風19号。記録的な豪雨が茨城県を襲いました。久慈川、那珂川などが氾濫し、常陸大宮市、大子町、水戸市など県北部で広範囲にわたって浸水被害が発生しました。常陸大宮市では、久慈川の堤防が決壊し、市街地が水没しました。2名が犠牲になりました。「まさか茨城でこれほどの水害が起きるとは」。多くの県民が、河川氾濫の恐怖を実感しました。
2011年3月11日、東日本大震災。マグニチュード9.0の巨大地震が発生しました。茨城県では最大震度6強を観測し、太平洋沿岸部では津波が襲来しました。北茨城市、高萩市、日立市など沿岸部で津波による浸水被害が発生しました。茨城県では24名が犠牲になりました。
あれから15年以上が経過しましたが、茨城県沖では再び大地震が発生する可能性が指摘されています。茨城県沖ではM7クラスの地震が30年以内に80%以上の確率で発生すると予測されています。2022年3月16日にも福島県沖地震で茨城県は震度5強を観測しました。
そして、河川氾濫のリスク。久慈川、那珂川、利根川、鬼怒川など主要河川が県内を流れ、豪雨時には広範囲で氾濫のリスクがあります。2015年の鬼怒川決壊では、常総市で甚大な被害が発生しました。
さらに、土砂災害のリスク。県北部や県西部の山間部では、豪雨時に土砂災害が発生しやすい地形です。
本記事では、茨城県で過去25年に起きた災害と、あなたの住む市町村の具体的なリスクを解説します。まず、あなたの地域の危険度を把握するところから始めましょう。

あなたの市町村の災害リスク診断【44市町村完全チェック】
茨城県の災害リスクは、地形によって大きく異なります。沿岸部を襲う津波、河川流域を襲う洪水、都市部を襲う地震、山間部で発生する土砂災害。あなたの住む市町村がどのリスクに晒されているのか、以下の表で確認することが重要です。
🔴 超高リスク地域(複合災害が特に重複)
| 市町村 | 地震 | 津波 | 豪雨 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|
| 水戸市 | 🔴 震度6強想定 | 🟠 津波到達 | 🔴 那珂川氾濫 | 🟠 警戒 | 地震+津波+河川氾濫(2019年被災)+土砂 |
| 日立市 | 🔴 震度6強想定 | 🟠 津波到達 | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | 地震+津波(2011年被災)+土砂 |
| 常陸太田市 | 🔴 震度6強想定 | – | 🟠 久慈川 | 🔴 超警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 常陸大宮市 | 🔴 震度6強想定 | – | 🔴 久慈川氾濫 | 🔴 超警戒 | 地震+河川氾濫(2019年被災)+土砂 |
| 常総市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🔴 鬼怒川氾濫 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫(2015年決壊) |
| 北茨城市 | 🔴 震度6強想定 | 🟠 津波到達 | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | 地震+津波(2011年被災)+土砂 |
🟠 高リスク地域
| 市町村 | 地震 | 津波 | 豪雨 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|
| 土浦市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 桜川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 古河市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 渡良瀬川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 石岡市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 恋瀬川 | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 結城市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 鬼怒川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 龍ケ崎市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 小貝川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 下妻市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 鬼怒川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 高萩市 | 🔴 震度6強想定 | 🟠 津波到達 | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | 地震+津波(2011年被災)+土砂 |
| 笠間市 | 🔴 震度6強想定 | – | 🟠 涸沼川 | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 取手市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 利根川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 牛久市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 小貝川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| つくば市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 桜川 | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| ひたちなか市 | 🔴 震度6強想定 | 🟠 津波到達 | 🟡 注意 | 🟡 注意 | 地震+津波 |
| 鹿嶋市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | 🟡 注意 | 🟡 注意 | 地震+津波 |
| 潮来市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | 🟠 利根川 | 🟡 注意 | 地震+津波+河川氾濫 |
| 守谷市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 鬼怒川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 那珂市 | 🔴 震度6強想定 | 🟠 津波到達 | 🟠 那珂川 | 🟡 注意 | 地震+津波+河川氾濫 |
| 筑西市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 鬼怒川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 坂東市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 利根川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 稲敷市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 利根川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| かすみがうら市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 恋瀬川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 桜川市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 桜川 | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 神栖市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | 🟡 注意 | 🟡 注意 | 地震+津波 |
| 行方市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟡 注意 | 🟡 注意 | 地震 |
| 鉾田市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | 🟡 注意 | 🟡 注意 | 地震+津波 |
| つくばみらい市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 鬼怒川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 小美玉市 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 巴川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 茨城町 | 🔴 震度6強想定 | 🟠 津波到達 | 🟡 注意 | 🟡 注意 | 地震+津波 |
| 大洗町 | 🔴 震度6強想定 | 🟠 津波到達 | 🟡 注意 | 🟡 注意 | 地震+津波(2011年被災) |
| 城里町 | 🔴 震度6強想定 | – | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | 地震+土砂 |
| 東海村 | 🔴 震度6強想定 | 🟠 津波到達 | 🟡 注意 | 🟡 注意 | 地震+津波 |
| 大子町 | 🔴 震度6強想定 | – | 🟠 久慈川 | 🔴 超警戒 | 地震+河川氾濫(2019年被災)+土砂 |
| 美浦村 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟡 注意 | 🟡 注意 | 地震 |
| 阿見町 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 小野川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 河内町 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 利根川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 八千代町 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 鬼怒川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 五霞町 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 利根川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 境町 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 利根川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 利根町 | 🟠 震度6弱想定 | – | 🟠 利根川 | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
【凡例】 🔴:極めて高い|🟠:高い|🟡:注意が必要
【重要】 茨城県全域で地震のリスクがあります。沿岸部では津波(2011年の教訓)、河川流域では河川氾濫(2015年鬼怒川決壊・2019年台風19号の教訓)、山間部では土砂災害。全市町村で備えが必要です。
🏠 地震リスク:茨城県沖と東日本大震災の教訓
2011年3月11日、東日本大震災。マグニチュード9.0の巨大地震が発生しました。茨城県では最大震度6強を観測し、太平洋沿岸部では津波が襲来しました。北茨城市、高萩市、日立市など沿岸部で津波による浸水被害が発生しました。茨城県では24名が犠牲になりました。
2022年3月16日、福島県沖地震。マグニチュード7.4の地震が発生し、茨城県で最大震度5強を観測しました。この地震は、「茨城県沖はまだ地震のリスクが高い」という事実を示しました。
茨城県沖ではM7クラスの地震が30年以内に80%以上の確率で発生すると予測されています。これは、非常に高い確率です。水戸市、日立市、ひたちなか市など県央から県北部で震度6強の揺れが想定されています。
家具は固定していますか?耐震診断は受けましたか?非常持ち出し袋は玄関に置いていますか?2011年、2022年の教訓を、今日の備えに活用していくことが大切です。
🌊 津波リスク:太平洋沿岸部の脅威
2011年3月11日、東日本大震災。茨城県太平洋沿岸部では津波が襲来しました。北茨城市、高萩市、日立市、大洗町など沿岸部で津波による浸水被害が発生しました。
次の大地震が発生した場合、再び津波が襲来する可能性があります。茨城県沿岸部では、最大2-3mの津波が想定されています。津波の到達時間は、地震発生から数十分程度と予測されています。
強い揺れを感じたら、沿岸部にいる方は速やかに高台へ避難することが重要です。「津波警報が出てから避難」では遅い可能性があります。2011年の教訓を忘れないでください。
🌧️ 豪雨・河川氾濫リスク:鬼怒川決壊の教訓
2019年10月、台風19号。記録的な豪雨が茨城県を襲いました。久慈川、那珂川などが氾濫し、常陸大宮市、大子町、水戸市など県北部で広範囲にわたって浸水被害が発生しました。常陸大宮市では、久慈川の堤防が決壊し、市街地が水没しました。2名が犠牲になりました。
2015年9月、関東・東北豪雨。鬼怒川が常総市で決壊し、市街地の約3分の1が浸水しました。2名が犠牲になりました。多くの住民がヘリコプターで救助されました。「まさか堤防が決壊するとは」。多くの県民が、河川氾濫の恐怖を実感しました。
茨城県には、久慈川、那珂川、利根川、鬼怒川、小貝川など主要河川が流れています。これらの河川流域では、豪雨時に氾濫のリスクがあります。
常総市、常陸大宮市、水戸市、常陸太田市、大子町など河川流域にお住まいの方は、大雨が続いた時、早めの避難を心がけることが大切です。警戒レベル3(高齢者等避難)が出る前に、自主避難を始めることを強く推奨します。
ハザードマップで自宅の浸水想定深を把握しておきましょう。1階が水没する可能性がありますか?避難場所と避難ルートを確認しておくことが不可欠です。
⛰️ 土砂災害リスク:山が崩れる瞬間
常陸太田市、常陸大宮市、大子町、城里町など県北部の山間部では、豪雨時に土砂災害が発生しやすい地形です。土砂災害警戒区域に指定されている場所も多数あります。
日立市、高萩市、北茨城市など沿岸部でも、山際では土砂災害のリスクがあります。
崖の近く、沢沿い、急傾斜地にお住まいの方は、大雨が続いた時、山の様子を注意深く観察することが大切です。小石が落ちてくる、水が濁る、地鳴りがする。これらは土砂災害の前兆です。自治体の避難情報を待たずに、明るいうちに避難することを強くお勧めします。
💡 土砂災害ハザードマップは「わがまちハザードマップ」で確認できます。
茨城県の災害特性|なぜリスクが高いのか?
茨城県が複合的な災害リスクを抱える理由は、4つの要因が重なっているからです。
まず、茨城県沖という地震多発域に位置するという地理的特性。M7クラスの地震が30年以内に80%以上の確率で発生すると予測されています。2011年の東日本大震災、2022年の福島県沖地震は、そのリスクを示しました。
次に、太平洋に面した長い海岸線という地理的特性。津波が到達しやすく、沿岸部の市町村では地震発生から数十分で津波が到達する可能性があります。
さらに、複数の主要河川の存在。久慈川、那珂川、利根川、鬼怒川、小貝川など主要河川は、豪雨時に氾濫し、広範囲で浸水被害が発生する可能性があります。2015年の鬼怒川決壊、2019年の台風19号は、そのリスクを示しました。
最後に、県北部における土砂災害のリスク。山間部では、豪雨時に土砂災害が発生しやすい地形です。
この4つの要素が重なり、茨城県は「地震・津波・河川氾濫・土砂災害」の複合リスクを抱える地域なのです。
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災害から命を守るには、正確な情報を素早く入手することが不可欠です。以下の公式サービスを活用していくことが大切です。
茨城県防災・危機管理ポータルサイト では、避難情報、避難所の開設状況、気象警報、各市町村のハザードマップなどを提供しています。地震や豪雨、津波に関する情報や、災害発生時の行動指針も掲載されています。
茨城県防災情報メール は、茨城県の防災情報メール配信サービスです。地震情報、気象警報、避難情報、津波情報などをメールで受信できます。登録は無料です。
各市町村のハザードマップ も必ず確認しておきましょう。「水戸市 ハザードマップ」「常総市 ハザードマップ」などで検索すれば、詳細な津波浸水想定区域や洪水浸水想定区域、土砂災害警戒区域、避難場所を確認できます。
わがまちハザードマップ(国土交通省) は、住所を入力するだけで、津波、洪水、土砂のリスクを確認できる全国統一システムです。茨城県のすべての市町村に対応しています。
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「わがまちハザードマップ」では、全国の市区町村の洪水・津波・土砂災害などの
ハザードマップをまとめて確認できます。まずは自分の地域を検索してみましょう。
※都道府県 → 市区町村を選択して、最新のハザードマップを確認できます。
これらを日頃から確認し、家族全員がアクセスできるようにしておくことが重要です。
過去25年の主要災害|教訓を未来に活かす
2019年 台風19号|久慈川氾濫で2名犠牲
2019年10月、台風19号。記録的な豪雨が茨城県を襲いました。久慈川、那珂川などが氾濫し、常陸大宮市、大子町、水戸市など県北部で広範囲にわたって浸水被害が発生しました。常陸大宮市では、久慈川の堤防が決壊し、市街地が水没しました。2名が犠牲になりました。
この台風は、「河川氾濫の恐怖」と「早期避難の重要性」を県民に再認識させました。河川流域にお住まいの方は、大雨が続いた時、早めの避難を心がけることが大切です。
2015年 関東・東北豪雨|鬼怒川決壊で2名犠牲
2015年9月、関東・東北豪雨。鬼怒川が常総市で決壊し、市街地の約3分の1が浸水しました。2名が犠牲になりました。多くの住民がヘリコプターで救助されました。
この災害は、「堤防が決壊する可能性」を県民に示しました。ハザードマップで自宅の浸水想定深を把握し、警戒レベル3(高齢者等避難)が出る前に、自主避難を始めることを強く推奨します。
2011年 東日本大震災|24名犠牲
2011年3月11日、東日本大震災。マグニチュード9.0の巨大地震が発生しました。茨城県では最大震度6強を観測し、太平洋沿岸部では津波が襲来しました。北茨城市、高萩市、日立市など沿岸部で津波による浸水被害が発生しました。茨城県では24名が犠牲になりました。
この地震は、「茨城県も大地震と津波のリスクが高い」という事実を示しました。強い揺れを感じたら、沿岸部では速やかに高台へ避難することが重要です。2011年の教訓を忘れないでください。
今日からできる備え|命を守る3つのアクション
1. ハザードマップで自宅の危険度を確認する(5分)
「わがまちハザードマップ」または「お住まいの市町村名 ハザードマップ」で検索していきましょう。津波浸水想定区域、洪水浸水想定区域、土砂災害警戒区域。この3つを確認することが重要です。
自宅が沿岸部にある場合は、津波浸水想定区域を確認してください。河川の近くにお住まいの場合は、浸水想定深を把握しておきましょう。避難場所と避難ルートを確認しておくことが不可欠です。
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2. 避難場所までの時間を測る(30分)
実際に歩いて避難場所まで行ってみてください。スマホで時間を計測し、実際のルートを確認します。夜間、雨天時も想定していきましょう。高齢者や子供のペースで歩いた場合、何分かかりますか?
津波や河川氾濫の場合は、時間との勝負です。警戒レベルが上がったら、即座に避難することが求められます。
3. 家族で避難ルールを決める(10分)
「地震が来たらどこに集合するか」「津波警報が出たらどうするか」「大雨で川が氾濫しそうな時はどうするか」「大雨で土砂災害の危険がある時はどうするか」。具体的な場所と行動を決めておきましょう。連絡手段も確認していきましょう。災害伝言ダイヤル171の使い方を、家族全員が知っていますか?
非常持ち出し袋は玄関に置いていますか?中身は確認しましたか?家具は固定していますか?7日分以上の備蓄はありますか?できることから始めていきましょう。
まとめ|茨城県民が今すぐやるべきこと
茨城県は、地震、津波、河川氾濫、土砂災害の複合リスクを抱える地域です。2011年の東日本大震災では、24名が犠牲になりました。2015年の鬼怒川決壊では、2名が犠牲になりました。2019年の台風19号では、2名が犠牲になりました。
これらは、決して過去の話ではありません。次の災害は、明日かもしれません。
茨城県沖ではM7クラスの地震が30年以内に80%以上の確率で発生すると予測されています。沿岸部では、津波が襲来する可能性があります。久慈川、那珂川、利根川、鬼怒川など主要河川は、豪雨時に氾濫し、広範囲で浸水被害が発生する可能性があります。県北部の山間部では、土砂災害により集落が孤立する可能性があります。
最低限の備蓄量:
- 水:7日分以上
- 食料:7日分以上
- 医薬品:普段より多めのストック
今週やること:
- ハザードマップで自宅のリスクを確認
- 津波避難場所と避難ルートを確認
- 非常持ち出し袋の確認
- 家族で避難ルールを確認
- 7日分以上の備蓄を確認
- 家具の固定
備えに関する具体的なリストと、家族構成別の必要量については、以下の記事で詳しく解説しています。
📦 防災の全体像をまとめて確認したい方へ
各都道府県記事では地域特有のリスクを解説していますが、 まずは「最低限そろえるべき防災用品」を一覧で把握しておくことも重要です。
▶ 防災グッズ12点チェックリストを見るよくある質問(FAQ)
Q1. 茨城県で最も危険な災害は?
地域によって異なります。沿岸部では地震・津波(2011年の教訓)、河川流域では河川氾濫(2015年鬼怒川決壊・2019年台風19号の教訓)、県北部山間部では土砂災害が代表的なリスクです。茨城県沖ではM7クラスの地震が30年以内に80%以上の確率で発生すると予測されています。
Q2. 2015年の鬼怒川決壊から学ぶべき教訓は?
最も重要な教訓は、「警戒レベル3(高齢者等避難)が出る前に、自主避難を始める」ことです。常総市では、堤防が決壊し、市街地の約3分の1が浸水しました。多くの住民がヘリコプターで救助されました。ハザードマップで自宅の浸水想定深を把握し、早期避難を心がけることが大切です。
Q3. 茨城県沖地震はどのくらいの確率で発生しますか?
M7クラスの地震が30年以内に80%以上の確率で発生すると予測されています。これは、非常に高い確率です。2022年の福島県沖地震でも茨城県は震度5強を観測しました。家具の固定、耐震診断、非常持ち出し袋の準備が重要です。
Q4. 久慈川、那珂川、利根川、鬼怒川沿いに住んでいます。洪水・氾濫発生時、まず何を確認すべき?
自治体からの「警戒レベル情報」をチェックしていきましょう。高齢者など避難に時間がかかる人はレベル3、全員避難対象はレベル4が目安です。あらかじめハザードマップで自宅が浸水想定区域か確認し、該当する場合は事前に避難ルートと持ち出し品を準備しておくことが重要です。
Q5. 東日本大震災から学ぶべき教訓は?
最も重要な教訓は、「強い揺れを感じたら、沿岸部では速やかに高台へ避難する」ことです。茨城県では24名が犠牲になりました。津波警報を待たずに、即座に避難することが生死を分けます。また、日頃から津波避難場所と避難ルートを確認しておくことが不可欠です。
Q6. 茨城県北部の山間部に住んでいる場合、土砂災害への備えは?
大雨が続いた時、山の様子を注意深く観察することが大切です。小石が落ちてくる、水が濁る、地鳴りがする。これらは土砂災害の前兆です。自治体の避難情報を待たずに、明るいうちに避難することを強くお勧めします。土砂災害ハザードマップで自宅のリスクを確認しておきましょう。
茨城県の災害・防災について、情報やご意見をお聞かせください。サイト自体も、さらに充実したものにいたします。


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