1991年6月3日、午後4時8分。雲仙普賢岳が大火砕流を発生させました。時速100kmを超える高温の火砕流が山麓を襲い、島原市、深江町(現・南島原市)の集落を飲み込みました。43名が犠牲になりました。報道関係者や火山学者、消防団員、住民。多くの命が一瞬にして失われました。
雲仙普賢岳の噴火は、1990年11月に始まりました。翌1991年5月、溶岩ドームが形成され始め、火砕流が頻発するようになりました。6月3日の大火砕流は、その中でも最大規模のものでした。火砕流の温度は800度以上。すべてを焼き尽くす熱風が、山を駆け下りました。
あれから30年以上が経過しましたが、雲仙岳は今も活火山です。次の噴火は、いつ起きてもおかしくありません。島原市、南島原市にお住まいの方は、噴火警戒レベルを常に確認し、避難の準備をしておく必要があります。
そして、長崎県特有の地形がもたらす災害リスク。複雑なリアス式海岸、急峻な山地、多数の離島。これらの地形が、豪雨時の土砂災害、高潮による浸水、離島の孤立といったリスクを生み出しています。
2021年8月、記録的大雨。雲仙市で土砂災害が発生し、住宅が土砂に飲み込まれました。2019年の台風では、対馬市で高潮による浸水被害が発生しました。長崎県は、多様な災害リスクを抱える地域です。
さらに、地震と津波のリスク。雲仙断層群が島原半島を通過しており、地震が発生すれば、島原市や南島原市で震度6弱から震度6強の揺れが想定されています。南海トラフ巨大地震が発生した場合、長崎市や佐世保市など沿岸部では、最大3mの津波が想定されています。
本記事では、長崎県で過去25年に起きた災害と、あなたの住む市町村の具体的なリスクを解説します。まず、あなたの地域の危険度を把握するところから始めてください。

あなたの市町村の災害リスク診断【21市町完全チェック】
長崎県の災害リスクは、地形によって大きく異なります。火山周辺の降灰・火砕流、沿岸部を襲う高潮・津波、山間部で発生する土砂災害、離島特有の孤立リスク。あなたの住む市町がどのリスクに晒されているのか、以下の表で確認してみてください。
🔴 超高リスク地域(複合災害が特に重複)
| 市町 | 地震 | 津波 | 火山 | 豪雨 | 土砂 | 孤立 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 島原市 | 🔴 震度6強想定 | 🟠 津波到達 | 🔴 雲仙岳 | 🟠 水無川 | 🔴 超警戒 | – | 地震+火山(1991年)+土砂 |
| 南島原市 | 🔴 震度6強想定 | 🟠 津波到達 | 🔴 雲仙岳 | 🟡 注意 | 🔴 超警戒 | – | 地震+火山(1991年)+土砂 |
| 雲仙市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | 🔴 雲仙岳 | 🟡 注意 | 🔴 超警戒 | – | 地震+火山+土砂 |
| 長崎市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波3m到達 | – | 🟠 中島川 | 🔴 超警戒 | – | 地震+津波+高潮+土砂 |
| 対馬市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | 🔴 完全孤立 | 地震+津波+高潮+孤立 |
🟠 高リスク地域
| 市町 | 地震 | 津波 | 火山 | 豪雨 | 土砂 | 孤立 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 佐世保市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟠 佐々川 | 🟠 警戒 | – | 地震+津波+高潮+土砂 |
| 諫早市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | 🟠 雲仙岳影響 | 🟠 本明川 | 🟠 警戒 | – | 地震+津波+河川氾濫+土砂 |
| 大村市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟠 郡川 | 🟠 警戒 | – | 地震+津波+河川氾濫+土砂 |
| 平戸市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | 🟠 孤立警戒 | 地震+津波+高潮+土砂 |
| 松浦市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | – | 地震+津波+高潮+土砂 |
| 壱岐市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | 🔴 完全孤立 | 地震+津波+高潮+孤立 |
| 五島市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | 🔴 完全孤立 | 地震+津波+高潮+孤立 |
| 西海市 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 地震+津波+高潮+土砂 |
| 長与町 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | – | 地震+津波+土砂 |
| 時津町 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | – | 地震+津波+土砂 |
| 東彼杵町 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | – | 地震+津波+土砂 |
| 川棚町 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟠 川棚川 | 🟠 警戒 | – | 地震+津波+河川氾濫+土砂 |
| 波佐見町 | 🟠 震度6弱想定 | – | – | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | – | 地震+土砂 |
| 小値賀町 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟡 注意 | 🟡 注意 | 🔴 完全孤立 | 地震+津波+高潮+孤立 |
| 佐々町 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟠 佐々川 | 🟠 警戒 | – | 地震+津波+河川氾濫+土砂 |
| 新上五島町 | 🟠 震度6弱想定 | 🟠 津波到達 | – | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | 🔴 完全孤立 | 地震+津波+高潮+孤立 |
【凡例】 🔴:極めて高い|🟠:高い|🟡:注意が必要
【重要】 長崎県全域で地震のリスクがあります。島原半島では火山、沿岸部では高潮・津波、離島では孤立。全市町で備えが求められます。
🌋 火山リスク:雲仙普賢岳の脅威
1991年6月3日、雲仙普賢岳が大火砕流を発生させました。時速100kmを超える高温の火砕流が山麓を襲い、島原市、深江町(現・南島原市)の集落を飲み込みました。43名が犠牲になりました。
雲仙普賢岳の噴火は、1990年11月に始まりました。翌1991年5月、溶岩ドームが形成され始め、火砕流が頻発するようになりました。6月3日の大火砕流は、その中でも最大規模のものでした。火砕流の温度は800度以上。すべてを焼き尽くす熱風が、山を駆け下りました。
雲仙岳は今も活火山です。次の噴火は、いつ起きてもおかしくありません。島原市、南島原市、雲仙市にお住まいの方は、噴火警戒レベルを常に確認し、避難の準備をしておく必要があります。
噴火に備えて、防塵マスク、ゴーグル、ブルーシート、飲料水、非常食を用意しておいてください。降灰により交通が遮断される可能性があるため、燃料は常に多めに確保しておくことをお勧めします。
気象庁の噴火警戒レベルを定期的にチェックしてください。レベルが上がったら、登山を控え、避難の準備を始めることが大切です。
🏠 地震リスク:雲仙断層群の脅威
雲仙断層群が島原半島を通過しています。この断層が動けば、島原市、南島原市で震度6強、雲仙市で震度6弱の揺れが想定されています。
1792年、雲仙岳で地震が発生し、眉山が崩壊しました。大量の土砂が有明海に流れ込み、津波が発生しました。島原大変肥後迷惑と呼ばれるこの災害では、約15,000人が犠牲になりました。
長崎県では、南海トラフ巨大地震が発生した場合、沿岸部で最大3mの津波が想定されています。長崎市、佐世保市など沿岸部では、津波による浸水のリスクがあります。
家具は固定していますか?耐震診断は受けましたか?非常持ち出し袋は玄関に置いていますか?1991年、1792年の教訓を、今日の備えに反映させていってください。
🌊 高潮・津波リスク:複雑な海岸線の脅威
長崎県は、複雑なリアス式海岸を持つ県です。台風接近時には、高潮や高波による浸水被害が発生する可能性があります。
2019年の台風では、対馬市で高潮による浸水被害が発生しました。長崎市、佐世保市、平戸市など沿岸部でも、台風接近時に高潮のリスクがあります。
高潮は、台風による気圧低下と強風により、海面が異常に上昇する現象です。満潮の時刻と台風の接近が重なると、特に危険です。気象庁の高潮警報に注意し、早めに避難することを心がけてください。
南海トラフ巨大地震が発生した場合、長崎県沿岸部では最大3mの津波が想定されています。津波の到達時間は、地震発生から数十分程度と予測されています。揺れを感じたら、沿岸部にいる方は速やかに高台へ避難することが重要です。
🌧️ 豪雨・土砂災害リスク:山が崩れる瞬間
2021年8月、記録的大雨。雲仙市で土砂災害が発生し、住宅が土砂に飲み込まれました。長崎県は、県土の約80%が山地であり、急峻な地形が多く、豪雨時には土砂災害が発生しやすい地域です。
長崎市、佐世保市、島原市、南島原市、雲仙市など山間部を抱える市町では、豪雨時に崖崩れや土石流が発生しやすい地形です。土砂災害警戒区域に指定されている場所も多数あります。
崖の近く、沢沿い、急傾斜地にお住まいの方は、大雨が続いた時、山の様子を注意深く観察することが大切です。小石が落ちてくる、水が濁る、地鳴りがする。これらは土砂災害の前兆です。自治体の避難情報を待たずに、明るいうちに避難することを強くお勧めします。
💡 土砂災害ハザードマップは「わがまちハザードマップ」で確認できます。
🏝️ 離島の孤立リスク:物流ストップの現実
長崎県には多くの離島があります。対馬市、壱岐市、五島市、小値賀町、新上五島町。これらの離島では、台風時に航空便・船便が止まり、物資が届くまで数日から1週間以上遅れることがあります。
特に不足するものは、水、食料、医薬品、生鮮食品、燃料です。離島住民の方は、本土以上に備蓄を多めに準備する必要があります。最低7日分、可能なら10日分以上を目安にしてください。
持病の薬、常備薬は特に重要です。本土から届くまで時間がかかるため、普段より多めのストックを心がけてください。乳児用品(ミルク、おむつ)や生理用品など、代わりがききにくいものも同様です。
離島では、「物流ストップ」が前提です。日頃から、「もし明日から1週間、船も飛行機も来なかったら」という想定で備蓄を見直していってください。
長崎県の災害特性|なぜリスクが高いのか?
長崎県が複合的な災害リスクを抱える理由は、5つの要因が重なっているからです。
まず、雲仙岳という活火山の存在。1991年の噴火では、43名が犠牲になりました。次の噴火は、いつ起きてもおかしくありません。島原市、南島原市、雲仙市では、火山災害への備えが不可欠です。
次に、複雑なリアス式海岸という地理的特性。台風接近時には、高潮や高波による浸水被害が発生しやすい地形です。2019年の台風では、対馬市で高潮による浸水被害が発生しました。
さらに、県土の約80%が山地という地形的特性。急峻な地形が多く、豪雨時には土砂災害が発生しやすい地域です。2021年の記録的大雨では、雲仙市で土砂災害が発生しました。
そして、多数の離島という地理的特性。対馬市、壱岐市、五島市など離島では、台風時に航空便・船便が止まり、物資が届くまで数日から1週間以上遅れることがあります。
最後に、雲仙断層群という活断層の存在。この断層が動けば、島原半島で最大震度6強の揺れが想定されています。1792年の島原大変肥後迷惑では、約15,000人が犠牲になりました。
この5つの要素が重なり、長崎県は「火山・地震・津波・高潮・土砂災害・離島孤立」の複合リスクを抱える地域なのです。
📱 公式情報を今すぐ確認しよう
災害から命を守るには、正確な情報を素早く入手することが不可欠です。以下の公式サービスを活用してみましょう。
長崎県防災ポータル では、避難情報、避難所の開設状況、気象警報、各市町のハザードマップなどを提供しています。地震や豪雨、津波、火山に関する情報や、災害発生時の行動指針も掲載されています。
長崎県では、土砂災害警戒情報携帯メール配信サービスを行っています。土砂災害が心配な地域の方は、登録をお勧めします。
各市町のハザードマップ も必ず確認しておいてください。「長崎市 ハザードマップ」「島原市 ハザードマップ」などで検索すれば、詳細な津波浸水想定区域や土砂災害警戒区域、火山災害想定区域、避難場所を確認できます。
わがまちハザードマップ(国土交通省) は、住所を入力するだけで、津波、洪水、土砂のリスクを確認できる全国統一システムです。長崎県のすべての市町に対応しています。
気象庁 火山情報 では、雲仙岳の最新の火山活動状況を確認できます。噴火警戒レベルや降灰予報も提供されています。
🧭 お住まいの地域のハザードマップをチェック
「わがまちハザードマップ」では、全国の市区町村の洪水・津波・土砂災害などの
ハザードマップをまとめて確認できます。まずは自分の地域を検索してみましょう。
※都道府県 → 市区町村を選択して、最新のハザードマップを確認できます。
日頃から確認し、家族全員がアクセスできるようにしておくことが重要です。
過去25年の主要災害|教訓を未来に活かす
2021年 記録的大雨|雲仙市で土砂災害
2021年8月、記録的大雨。雲仙市で土砂災害が発生し、住宅が土砂に飲み込まれました。長崎県各地で土砂崩れが発生し、道路が寸断されました。
この豪雨は、「土砂災害の恐怖」と「早期避難の重要性」を県民に再認識させました。山間部にお住まいの方は、大雨が続いた時、山の様子を注意深く観察してください。自治体の避難情報を待たずに、明るいうちに避難することが大切です。
2019年 台風|対馬市で高潮被害
2019年、台風が接近した際、対馬市で高潮による浸水被害が発生しました。多くの住宅や施設が浸水し、道路が冠水しました。
この台風は、「高潮の脅威」を県民に知らしめました。台風接近時には、沿岸部から早めに避難することが重要です。気象庁の高潮警報に注意してください。
1991年 雲仙普賢岳噴火|43名犠牲
1991年6月3日、雲仙普賢岳が大火砕流を発生させました。時速100kmを超える高温の火砕流が山麓を襲い、島原市、深江町(現・南島原市)の集落を飲み込みました。43名が犠牲になりました。
この噴火は、日本の火山災害史上、最も痛ましい災害の一つです。雲仙岳は今も活火山です。気象庁の噴火警戒レベルを定期的にチェックし、レベルが上がったら避難の準備を始めることが大切です。
今日からできる備え|命を守る3つのアクション
1. ハザードマップで自宅の危険度を確認する(5分)
「わがまちハザードマップ」または「お住まいの市町名 ハザードマップ」で検索してみましょう。津波浸水想定区域、土砂災害警戒区域、火山災害想定区域。この3つを確認することが重要です。
自宅が沿岸部にある場合は、津波浸水想定区域や高潮浸水想定区域を確認しておいてください。島原半島にお住まいの場合は、火山災害想定区域を確認してください。避難場所と避難ルートを把握しておくことが不可欠です。
2. 避難場所までの時間を測る(30分)
実際に歩いて避難場所まで行ってみてください。スマホで時間を計測し、実際のルートを確認します。夜間、雨天時も想定してみましょう。高齢者や子供のペースで歩いた場合、何分かかりますか?
火砕流の場合は、時速100kmで襲ってきます。避難する時間はほとんどありません。噴火警戒レベルが上がった段階で、早期に避難することが求められます。
3. 家族で避難ルールを決める(10分)
「地震が来たらどこに集合するか」「津波警報が出たらどうするか」「雲仙岳の噴火警戒レベルが上がったらどうするか」「大雨で土砂災害の危険がある時はどうするか」。具体的な場所と行動を決めておいてください。連絡手段も確認しておきましょう。災害伝言ダイヤル171の使い方を、家族全員が知っていますか?
非常持ち出し袋は玄関に置いていますか?中身は確認しましたか?家具は固定していますか?7日分以上の備蓄はありますか(離島は10日分以上)?火山噴火に備えて防塵マスクとゴーグルは準備していますか?できることから始めていきましょう。
まとめ|長崎県民が今すぐやるべきこと
長崎県は、火山、地震、津波、高潮、土砂災害、離島孤立の複合リスクを抱える地域です。1991年の雲仙普賢岳噴火では、43名が犠牲になりました。2021年の記録的大雨では、雲仙市で土砂災害が発生しました。2019年の台風では、対馬市で高潮による浸水被害が発生しました。
これらは、決して過去の話ではありません。次の災害は、明日かもしれません。
雲仙岳は今も活火山です。次の噴火は、いつ起きてもおかしくありません。雲仙断層群が動けば、島原半島で最大震度6強の揺れが想定されています。南海トラフ巨大地震が発生すれば、沿岸部で最大3mの津波が想定されています。台風接近時には、高潮による浸水のリスクがあります。
最低限の備蓄量:
- 水:7日分以上(離島は10日分以上)
- 食料:7日分以上(離島は10日分以上)
- 医薬品:普段より多めのストック
- 火山対策:防塵マスク、ゴーグル、ブルーシート
今週やること:
- ハザードマップで自宅のリスクを確認
- 津波避難場所と避難ルートを確認
- 非常持ち出し袋の確認
- 家族で避難ルールを確認
- 7日分以上の備蓄を確認(離島は10日分以上)
- 家具の固定
- 火山噴火に備えて防塵マスクとゴーグルを準備
- 離島の方は物資の多めの備蓄
備えに関する具体的なリストと、家族構成別の必要量については、以下の記事で詳しく解説しています。
各都道府県記事は地域特有のリスク解説ですが、まずは「最低限そろえるべき防災用品」を一覧で押さえておくと迷いません。
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次の災害は、明日かもしれません。今から行動を始めていってください。それが、あなたと大切な人の命を守る第一歩です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 長崎県で最も危険な災害は?
地域によって異なります。島原半島(島原市・南島原市・雲仙市)では火山噴火、沿岸部では高潮・津波、山間部では土砂災害、離島(対馬市・壱岐市・五島市など)では孤立が代表的なリスクです。
Q2. 雲仙岳が噴火した場合、どう対応すべきですか?
防塵マスク、ゴーグル、ブルーシートを用意しておきましょう。降灰により交通が遮断される可能性があるため、燃料は常に多めに確保しておくことをお勧めします。気象庁の噴火警戒レベルを定期的にチェックし、レベルが上がったら行政の避難指示に従ってください。火砕流は時速100kmで襲ってくるため、避難する時間はほとんどありません。
Q3. 離島に住んでいる場合は、何を追加で備えるべき?
離島は物流ストップが前提です。水・食料に加えて、常備薬、持病の薬、乳児用品、生理用品、燃料など、代わりがききにくいものを多めに備えてください。可能であれば、10日分から2週間分を意識しましょう。
Q4. 台風接近時の高潮対策は?
気象庁の高潮警報に注意し、早めに避難することを心がけてください。満潮の時刻と台風の接近が重なると、特に危険です。沿岸部にお住まいの方は、ハザードマップで高潮浸水想定区域を確認し、避難場所と避難ルートを確認しておいてください。
Q5. 雲仙断層群が動いた場合、どのくらいの揺れが想定されますか?
島原市、南島原市で震度6強、雲仙市で震度6弱の揺れが想定されています。1792年の島原大変肥後迷惑では、眉山が崩壊し、約15,000人が犠牲になりました。家具の固定、耐震診断、非常持ち出し袋の準備が重要です。
Q6. 1991年の雲仙普賢岳噴火から学ぶべき教訓は?
最も重要な教訓は、「火砕流は予測が困難で、避難する時間がほとんどない」ことです。気象庁の噴火警戒レベルを定期的にチェックし、レベルが上がった段階で早期に避難することが求められます。また、日頃から避難場所と避難ルートを確認しておくことが不可欠です。
長崎県の災害・防災について、情報やご意見をお聞かせください。サイト自体も、さらに充実したものにいたします。


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