2014年9月27日、正午前。御嶽山が突然噴火しました。岐阜県と長野県にまたがるこの山で、多くの登山者が犠牲になりました。岐阜県側(下呂市・高山市)でも降灰があり、火山灰が農作物や道路に被害を与えました。「まさか御嶽山が噴火するなんて」。多くの県民が、火山災害の恐怖を知りました。
岐阜県には、御嶽山、焼岳、乗鞍岳といった活火山があります。噴火時には降灰や火山泥流(ラハール)のリスクがあり、広範囲に影響を及ぼす可能性があります。火山に近い下呂市や高山市では、防塵マスクやゴーグル、ブルーシートなど、降灰への備えが必要です。
そして、木曽三川の氾濫リスク。木曽川、長良川、揖斐川。これらの大河川は、豪雨時に氾濫し、岐阜市、大垣市、羽島市、海津市など低地部で浸水被害が発生する可能性があります。1976年の長良川大水害では、岐阜市や周辺で多数の住宅が床上・床下浸水しました。
さらに、濃尾断層帯による地震リスク。1891年の濃尾地震は、マグニチュード8.0の直下型地震で、岐阜県南部を中心に甚大な被害をもたらしました。死者は美濃・尾張地方だけで7,000人以上、岐阜市内でも建物倒壊が相次ぎました。濃尾断層帯は今も活動を続けており、岐阜市、大垣市、各務原市など人口集中地で大きな揺れが発生すれば、甚大な被害が予想されます。
加えて、飛騨地方の豪雪。高山市、飛騨市、白川村など北部は全国有数の豪雪地帯であり、冬季には交通遮断や集落孤立が毎年のように発生します。近年も記録的豪雪で、物流が滞り、生活困難が長引いた事例があります。
本記事では、岐阜県で過去25年に起きた災害と、あなたの住む市町村の具体的なリスクを解説します。まず、あなたの地域の危険度を確認してください。

あなたの市町村の災害リスク診断【42市町村完全チェック】
岐阜県の災害リスクは、地形によって大きく異なります。南部の濃尾平野を襲う地震・洪水、北部の飛騨地方を襲う豪雪・土砂災害、そして火山周辺の降灰・火山泥流。あなたの住む市町村がどのリスクに晒されているのか、以下の表で確認してください。
🔴 超高リスク地域(複合災害が特に重複)
| 市町村 | 地震 | 豪雨 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 岐阜市 | 🔴 濃尾断層帯 | 🔴 長良川氾濫 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 大垣市 | 🔴 濃尾断層帯 | 🔴 揖斐川氾濫 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 高山市 | 🟠 警戒 | 🟠 宮川 | 🔴 超警戒 | 🔴 御嶽山・焼岳 | 🔴 超警戒 | 豪雪+火山+土砂+孤立 |
| 下呂市 | 🟠 警戒 | 🟠 飛騨川 | 🔴 超警戒 | 🔴 御嶽山 | 🔴 超警戒 | 豪雪+火山+土砂+孤立 |
| 飛騨市 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🔴 超警戒 | – | 🔴 超警戒 | 豪雪+土砂+孤立 |
| 羽島市 | 🔴 濃尾断層帯 | 🔴 木曽川・長良川 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 海津市 | 🟠 警戒 | 🔴 木曽三川氾濫 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
🟠 高リスク地域
| 市町村 | 地震 | 豪雨 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 各務原市 | 🔴 濃尾断層帯 | 🟠 木曽川 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 多治見市 | 🟠 警戒 | 🟠 土岐川 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 関市 | 🟠 警戒 | 🟠 長良川 | 🟠 警戒 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 中津川市 | 🟠 警戒 | 🟠 木曽川 | 🟠 警戒 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+豪雪+土砂 |
| 美濃市 | 🟠 警戒 | 🟠 長良川 | 🟠 警戒 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 瑞浪市 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+土砂 |
| 羽島郡岐南町 | 🔴 濃尾断層帯 | 🟠 長良川 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 羽島郡笠松町 | 🔴 濃尾断層帯 | 🟠 木曽川 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 養老郡養老町 | 🟠 警戒 | 🟠 揖斐川 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 不破郡垂井町 | 🟠 警戒 | 🟠 相川 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 不破郡関ケ原町 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | – | 🟠 警戒 | 地震+豪雪+土砂 |
| 安八郡神戸町 | 🟠 警戒 | 🟠 揖斐川 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 安八郡輪之内町 | 🟠 警戒 | 🔴 木曽川氾濫 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 安八郡安八町 | 🟠 警戒 | 🟠 揖斐川 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 揖斐郡揖斐川町 | 🟠 警戒 | 🟠 揖斐川 | 🟠 警戒 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 揖斐郡大野町 | 🟠 警戒 | 🟠 揖斐川 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 揖斐郡池田町 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+土砂 |
| 本巣市 | 🟠 警戒 | 🟠 根尾川 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 本巣郡北方町 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震 |
| 山県市 | 🟠 警戒 | 🟠 武儀川 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 瑞穂市 | 🟠 警戒 | 🟠 長良川 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 郡上市 | 🟠 警戒 | 🟠 長良川上流 | 🔴 超警戒 | – | 🔴 超警戒 | 豪雪+河川氾濫+土砂+孤立 |
| 恵那市 | 🟠 警戒 | 🟠 木曽川 | 🟠 警戒 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 美濃加茂市 | 🟠 警戒 | 🟠 木曽川 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 土岐市 | 🟠 警戒 | 🟠 土岐川 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 可児市 | 🟠 警戒 | 🟠 木曽川 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 可児郡御嵩町 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+土砂 |
| 加茂郡坂祝町 | 🟠 警戒 | 🟠 木曽川 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震+河川氾濫 |
| 加茂郡富加町 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🟡 注意 | – | 🟡 注意 | 地震 |
| 加茂郡川辺町 | 🟠 警戒 | 🟠 木曽川 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 加茂郡七宗町 | 🟠 警戒 | 🟠 飛騨川 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 加茂郡八百津町 | 🟠 警戒 | 🟠 木曽川 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+河川氾濫+土砂 |
| 加茂郡白川町 | 🟠 警戒 | 🟠 白川 | 🟠 警戒 | – | 🔴 超警戒 | 地震+河川氾濫+豪雪+土砂 |
| 加茂郡東白川村 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | – | 🔴 超警戒 | 地震+豪雪+土砂 |
| 大野郡白川村 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🔴 超警戒 | – | 🔴 超警戒 | 豪雪+土砂+孤立 |
【凡例】 🔴:極めて高い|🟠:高い|🟡:注意が必要
【重要】 岐阜県全域で地震のリスクがあります。特に南部は濃尾断層帯、北部は豪雪と土砂災害。全市町村で備えが必須です。
🏠 地震リスク:濃尾断層帯の脅威
1891年10月28日、濃尾地震。マグニチュード8.0の直下型地震が岐阜県南部を襲いました。死者は美濃・尾張地方だけで7,000人以上、岐阜市内でも建物倒壊が相次ぎました。日本の内陸地震としては最大級の規模であり、明治時代最悪の地震災害となりました。
濃尾断層帯は、岐阜県南部から愛知県北部にかけて延びる活断層帯です。全長約80km。この断層が再び動けば、岐阜市、大垣市、各務原市、羽島市など人口集中地で震度6強から震度7の揺れが想定されています。建物の倒壊、火災、ライフラインの寸断。甚大な被害が予測されています。
震源が近いため、初期微動継続時間(P波からS波までの時間)が短く、緊急地震速報が間に合わない可能性があります。揺れを感じてから逃げるのでは間に合いません。事前の備えが、命を守る唯一の方法です。
家具は固定していますか?ガラス飛散防止フィルムは貼っていますか?非常持ち出し袋は玄関に置いていますか?暗闇で動けるヘッドライトは準備していますか?今日から始めてください。
🌧️ 豪雨・河川氾濫リスク:木曽三川の脅威
1976年9月、長良川大水害。梅雨前線豪雨により長良川が氾濫し、岐阜市や周辺で浸水被害が発生しました。住宅の床上・床下浸水が多数発生し、多くの住民が避難しました。
木曽川、長良川、揖斐川。これらの大河川は、豪雨時に氾濫し、岐阜市、大垣市、羽島市、海津市など低地部で浸水被害が発生する可能性があります。特に木曽三川が合流する海津市周辺は、広範囲で浸水のリスクが高い地域です。
大雨が続いた時、川の水位が上がり始めた時、早めの避難を心がけてください。警戒レベル3(高齢者等避難)が出る前に、自主避難を始めることが重要です。
ハザードマップで自宅の浸水想定深を確認してください。1階が水没する可能性がありますか?避難場所と避難ルートを今日中に確認してください。
❄️ 豪雪リスク:飛騨地方の孤立
高山市、飛騨市、白川村など飛騨地方は、全国有数の豪雪地帯です。冬季には積雪が2m以上に達することもあり、道路の寸断や集落の孤立が発生しやすい地域です。
近年も記録的豪雪で、交通網が麻痺し、物流が滞りました。食料や燃料が不足し、特に高齢者を中心に生活困難が長引きました。除雪の遅れも大きな問題となりました。
豪雪に備えて、除雪用具(スコップ、スノーブラシ)、燃料(灯油、ガソリン)、暖房器具(ポータブルストーブ、防寒具)、非常食(最低7日分、できれば10日分以上)を準備してください。停電に備えて、発電機やソーラー充電器、LEDランタンも有効です。
郡上市、下呂市、中津川市、白川町など山間部でも、豪雪と土砂災害が重なると、集落が孤立し、救助が遅れる可能性があります。
🌋 火山リスク:御嶽山の脅威
2014年9月27日、正午前。御嶽山が突然噴火しました。岐阜県と長野県にまたがるこの山で、多くの登山者が犠牲になりました。岐阜県側(下呂市・高山市)でも降灰があり、火山灰が農作物や道路に被害を与えました。
御嶽山は、標高3,067mの活火山です。噴火時には、火山灰、噴石、火砕流、火山泥流(ラハール)などのリスクがあります。下呂市や高山市など周辺地域では、降灰による生活への影響が想定されています。
焼岳も、高山市に近い活火山です。噴火時には、御嶽山と同様の被害が想定されています。乗鞍岳も、県境に位置する火山です。
噴火に備えて、防塵マスク、ゴーグル、ブルーシート、飲料水、非常食を準備してください。降灰により交通が遮断される可能性があるため、燃料は常に多めに確保しましょう。
気象庁の噴火警戒レベルを日常的にチェックしてください。レベルが上がったら、登山を控え、避難の準備を始めてください。
⛰️ 土砂災害リスク:山が崩れる瞬間
高山市、郡上市、下呂市、飛騨市、白川村など山間部では、豪雨時に土砂災害が発生しやすい地形です。土砂災害警戒区域に指定されている場所も多数あります。
崖の近く、沢沿い、急傾斜地にお住まいの方は、大雨が続いた時、山の様子を注意深く観察してください。小石が落ちてくる、水が濁る、地鳴りがする。これらは土砂災害の前兆です。自治体の避難情報を待たずに、明るいうちに避難してください。
豪雪と土砂災害が重なると、集落が孤立し、救助が遅れる可能性があります。山間部にお住まいの方は、最低7日分、できれば10日分以上の備蓄が必要です。
💡 土砂災害ハザードマップは「わがまちハザードマップ」で確認できます。
岐阜県の災害特性|なぜリスクが高いのか?
岐阜県が複合的な災害リスクを抱える理由は、5つの要因が重なっているからです。
まず、濃尾断層帯という活断層の存在。1891年の濃尾地震は、マグニチュード8.0の直下型地震で、岐阜県南部を中心に甚大な被害をもたらしました。この断層は今も活動を続けており、岐阜市、大垣市、各務原市など人口集中地で大きな揺れが発生すれば、甚大な被害が予想されます。
次に、木曽三川という大河川の存在。木曽川、長良川、揖斐川は、豪雨時に氾濫し、岐阜市、大垣市、羽島市、海津市など低地部で浸水被害が発生する可能性があります。1976年の長良川大水害では、多数の住宅が床上・床下浸水しました。
さらに、飛騨地方の豪雪。高山市、飛騨市、白川村など北部は全国有数の豪雪地帯であり、冬季には交通遮断や集落孤立が発生します。近年も記録的豪雪で、物流が滞り、生活困難が長引きました。
そして、活火山の存在。御嶽山、焼岳、乗鞍岳といった活火山があり、噴火時には降灰や火山泥流(ラハール)のリスクがあります。2014年の御嶽山噴火では、多くの登山者が犠牲になりました。
最後に、山間部における土砂災害のリスク。急峻な地形が多く、豪雨時には崖崩れや土石流が発生しやすい地域です。豪雪と土砂災害が重なると、集落が孤立し、救助が遅れる可能性があります。
この5つの要素が重なり、岐阜県は「地震・豪雨・豪雪・火山・土砂災害」の複合リスクを抱える地域なのです。
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これらを日頃から確認し、家族全員がアクセスできるようにしておきましょう。
過去25年の主要災害|教訓を未来に活かす
2014年 御嶽山噴火|突然の災害
2014年9月27日、正午前。御嶽山が突然噴火しました。岐阜県と長野県にまたがるこの山で、多くの登山者が犠牲になりました。岐阜県側(下呂市・高山市)でも降灰があり、火山灰が農作物や道路に被害を与えました。
この噴火は、「火山災害は予測が困難」という教訓を残しました。噴火警戒レベルは1(活火山であることに留意)のままで、多くの登山者が山頂付近にいました。突然の噴火により、逃げる間もなく犠牲になった方が多数いました。
火山に近い地域にお住まいの方、登山を楽しむ方は、気象庁の噴火警戒レベルを日常的にチェックしてください。レベルが上がったら、登山を控え、避難の準備を始めてください。
1976年 長良川大水害|河川氾濫
1976年9月、長良川大水害。梅雨前線豪雨により長良川が氾濫し、岐阜市や周辺で浸水被害が発生しました。住宅の床上・床下浸水が多数発生し、多くの住民が避難しました。
この水害は、「河川氾濫の恐怖」と「早期避難の重要性」を岐阜県民に再認識させました。木曽三川は、今も氾濫のリスクを抱えています。豪雨時には、川の水位が急上昇します。警戒レベル3(高齢者等避難)が出る前に、自主避難を始めることが重要です。
1891年 濃尾地震|死者7,000人超
1891年10月28日、濃尾地震。マグニチュード8.0の直下型地震が岐阜県南部を襲いました。死者は美濃・尾張地方だけで7,000人以上、岐阜市内でも建物倒壊が相次ぎました。日本の内陸地震としては最大級の規模であり、明治時代最悪の地震災害となりました。
この地震から130年以上が経過しましたが、濃尾断層帯は今も活動を続けています。次の地震は、いつ来てもおかしくありません。家具の固定、耐震診断、非常持ち出し袋の準備。今日から始めてください。
今日からできる備え|命を守る3つのアクション
1. ハザードマップで自宅の危険度を確認する(5分)
「わがまちハザードマップ」または「お住まいの市町村名 ハザードマップ」で検索してください。洪水浸水想定区域、土砂災害警戒区域、火山災害想定区域。この3つを確認してください。
自宅が木曽川・長良川・揖斐川の近くにある場合は、浸水想定深を確認してください。御嶽山や焼岳の近くにお住まいの場合は、火山災害想定区域を確認してください。避難場所と避難ルートを確認してください。
2. 避難場所までの時間を測る(30分)
実際に歩いて避難場所まで行ってください。スマホで時間を計測し、実際のルートを確認します。夜間、雨天時、雪の日も想定してください。高齢者や子供のペースで歩いた場合、何分かかりますか?
豪雪時には、通常の避難ルートが使えない可能性があります。複数のルートを確保しておきましょう。
3. 家族で避難ルールを決める(10分)
「地震が来たらどこに集合するか」「大雨で川が氾濫しそうな時はどうするか」「御嶽山が噴火したらどうするか」「大雪で孤立したらどうするか」。具体的な場所と行動を決めてください。連絡手段も確認しましょう。災害伝言ダイヤル171の使い方を、家族全員が知っていますか?
非常持ち出し袋は玄関に置いていますか?中身は確認しましたか?家具は固定していますか?豪雪に備えて除雪用具と燃料は準備していますか?火山噴火に備えて防塵マスクとゴーグルは準備していますか?できることから始めてください。
まとめ|岐阜県民が今すぐやるべきこと
岐阜県は、地震、豪雨、豪雪、火山、土砂災害の複合リスクを抱える地域です。2014年の御嶽山噴火では、多くの登山者が犠牲になりました。1976年の長良川大水害では、多数の住宅が床上・床下浸水しました。1891年の濃尾地震では、7,000人以上が犠牲になりました。
これらは、決して過去の話ではありません。次の災害は、明日かもしれません。
濃尾断層帯は今も活動を続けており、岐阜市、大垣市、各務原市など人口集中地で大きな揺れが発生すれば、甚大な被害が予想されます。木曽三川は、豪雨時に氾濫し、広範囲で浸水被害が発生する可能性があります。飛騨地方では、冬季に交通遮断や集落孤立が発生します。御嶽山や焼岳は、いつ噴火してもおかしくありません。
最低限の備蓄量:
- 水:7日分以上(山間部は10日分以上)
- 食料:7日分以上(山間部は10日分以上)
- 医薬品:普段より多めのストック
- 燃料:冬季は灯油・ガソリンを多めに
今週やること:
- ハザードマップで自宅のリスクを確認
- 非常持ち出し袋の確認
- 家族で避難ルールを確認
- 7日分以上の備蓄を確認
- 家具の固定
- 豪雪に備えて除雪用具と燃料を準備
- 火山噴火に備えて防塵マスクとゴーグルを準備
備えに関する具体的なリストと、家族構成別の必要量については、以下の記事で詳しく解説しています。
各都道府県記事は地域特有のリスク解説ですが、まずは「最低限そろえるべき防災用品」を一覧で押さえておくと迷いません。
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突然の停電や断水でも、備えた家は強い。防災は習慣です。少しずつでも、できることから始めましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 岐阜県で最も大きな地震被害は?
1891年の濃尾地震(M8.0)が最大規模で、岐阜県南部で甚大な被害を出しました。死者は美濃・尾張地方だけで7,000人以上でした。
Q2. 洪水リスクが高い地域はどこですか?
木曽川・長良川・揖斐川流域に位置する岐阜市、羽島市、海津市、大垣市などが特に浸水被害のリスクを抱えています。
Q3. 豪雪で孤立する地域は?
飛騨市、高山市、白川村、郡上市などで交通遮断や孤立のリスクが高いです。冬季は最低7日分、できれば10日分以上の備蓄が推奨されます。
Q4. 火山噴火の影響を受ける地域は?
下呂市や高山市周辺は御嶽山や焼岳の影響を受けやすく、降灰や火山泥流に備えが必要です。防塵マスク、ゴーグル、ブルーシートを準備し、気象庁の噴火警戒レベルを日常的にチェックしてください。
Q5. 災害時の備蓄はどれくらい必要?
豪雪や地震で交通が遮断される恐れがあるため、最低7日分、可能なら10日分の水・食料を備蓄しましょう。特に山間部では、長期の孤立を想定した備蓄が必要です。
Q6. 濃尾断層帯が動いた場合、どのくらいの揺れが想定されますか?
岐阜市、大垣市、各務原市、羽島市など人口集中地で震度6強から震度7の揺れが想定されています。1891年の濃尾地震と同規模の地震が発生すれば、甚大な被害が予測されています。
岐阜県の災害・防災について、情報やご意見をお聞かせください。サイト自体も、さらに充実したものにいたします。


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