和歌山県の災害一覧|津波5分・台風と大水害の教訓【地域別危険度マップ】

都道府県別|災害傾向と防災対策
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「あなたの町に津波が来るまで、何分ありますか?」

和歌山県新宮市では、南海トラフ巨大地震の津波到達まで最短5分しかありません。串本町では最大20m超の津波が想定されています。考える時間も、荷物をまとめる時間もありません。揺れたら即座に高台へ。それが、和歌山県沿岸部に住む人たちの唯一の生存戦略です。

2011年9月、台風12号による紀伊半島大水害では、72名の方が亡くなりました。総雨量1,800mmを超える記録的豪雨により、熊野川が氾濫。新宮市の中心部は水没し、那智勝浦町では山体そのものが崩れる深層崩壊が発生しました。道路は寸断され、多くの集落が孤立。救助が届くまで、何日も待たなければなりませんでした。

本記事では、和歌山県で過去20年に起きた災害と、あなたの住む市町村の具体的なリスクを解説します。台風、豪雨、津波、土砂災害。複数のリスクが重なるこの地域で、命を守るために何をすべきか。まず、あなたの地域の危険度を確認してください。


【災害リスクマップ画像】

※ここに和歌山県地図+ピクトグラム画像を配置 ※Alt属性:「和歌山県の災害リスクマップ。津波・豪雨・土砂災害を市町村別に色分けした地図」


あなたの町の災害リスク診断【30市町村完全マップ】

和歌山県の災害リスクは、大きく分けて3種類:

  • 🌊 津波(沿岸部)
  • 🌧️ 豪雨・河川氾濫(中流域)
  • ⛰️ 土砂災害(山間部)

以下の表で、あなたの町のリスクレベルを確認してください。

🔴 超高リスク地域(複数災害が重複)

市町村津波豪雨土砂最大の脅威
新宮市🔴 最短5分🔴 110ha浸水実績🟠 警戒津波+河川氾濫
串本町🔴 約8分/20m超🟡 注意🟠 警戒津波(日本最大級)
那智勝浦町🔴 約7分/16m🟠 警戒🔴 深層崩壊津波+土砂
田辺市🟠 約12分🟠 警戒🟠 警戒台風上陸地点

🟠 高リスク地域

市町村津波豪雨土砂最大の脅威
和歌山市🟠 約15分🟠 紀の川🟡 注意津波+河川
白浜町🟠 約10分🟡 注意🟠 警戒津波
御坊市🟠 警戒🟠 日高川🟡 注意河川氾濫
有田市🟠 警戒🟠 有田川🟡 注意河川氾濫
海南市🟠 約15分🟡 注意🟡 注意津波
太地町🔴 約6分🟡 注意🟠 警戒津波
すさみ町🟠 約10分🟡 注意🟠 警戒津波

🟡 中リスク地域

市町村津波豪雨土砂最大の脅威
紀の川市🟠 紀の川🟡 注意河川氾濫
橋本市🟡 注意🟠 警戒土砂災害
岩出市🟡 紀の川🟡 注意河川氾濫
古座川町🟡 注意🔴 超警戒土砂災害
日高町🟠 警戒🟠 日高川🟡 注意津波+河川
美浜町🟠 警戒🟡 注意🟡 注意津波
由良町🟠 警戒🟡 注意🟡 注意津波
印南町🟠 警戒🟡 注意🟠 警戒津波
みなべ町🟠 警戒🟡 注意🟠 警戒津波
日高川町🟠 日高川🟠 警戒河川氾濫+土砂
有田川町🟠 有田川🟠 警戒河川氾濫+土砂
紀美野町🟡 注意🟠 警戒土砂災害
かつらぎ町🟡 注意🟠 警戒土砂災害
九度山町🟡 注意🟠 警戒土砂災害
高野町🟡 注意🟠 警戒土砂災害
湯浅町🟠 警戒🟡 注意🟡 注意津波
広川町🟠 警戒🟡 注意🟡 注意津波
北山村🟡 注意🟠 警戒土砂災害

【凡例】

  • 🔴:極めて高い(即避難レベル)
  • 🟠:高い(警戒レベル)
  • 🟡:中程度(注意レベル)
  • -:該当なし

🌊 津波リスク:沿岸13市町の詳細

最速到達エリア(5-8分)

新宮市
到達時間:最短5分
最大津波高:14m(南海トラフM9.1想定)
浸水想定:熊野川河口部を中心に広範囲
対策:揺れたら考えず高台へ。夜間避難ルートを第一に確認してください。津波避難ビルの場所を家族全員が把握しておくことが命を守ります。

串本町
到達時間:約8分
最大津波高:20m超(紀伊半島最大)
浸水想定:潮岬周辺の低地全域
対策:津波避難タワーの場所を家族で共有。観光客の方も、宿泊施設で最寄りの避難場所を必ず確認してください。

那智勝浦町
到達時間:約7分
最大津波高:16m
複合リスク:津波+土砂災害
対策:海側と山側の両方を警戒。地震後は津波だけでなく、土砂崩れにも注意が必要です。

太地町
到達時間:約6分
最大津波高:15m
対策:入江状の地形のため、津波が高くなる可能性。即座の避難が生死を分けます。

中速到達エリア(10-15分)

田辺市・白浜町・すさみ町
👉到達時間に若干の余裕がありますが、10分は決して長くありません。
👉揺れを感じたら、まず高台への移動を開始してください。
👉車での避難は渋滞リスクがあるため、徒歩での避難ルートを確保しておきましょう。

紀伊水道側(15-20分)

和歌山市・海南市・有田市・御坊市・日高町・美浜町・由良町・広川町・湯浅町・印南町・みなべ町
👉津波到達まで比較的時間がありますが、油断は禁物です。
👉河口部や低地では浸水リスクが高まります。
👉ハザードマップで自宅の標高を必ず確認してください。

💡 詳細な浸水想定図はこちら
→ 和歌山県|市町村別津波浸水想定


🌧️ 豪雨・河川氾濫リスク

熊野川流域(新宮市・田辺市)

過去の被害:2011年 新宮市110ha浸水、死者72名(和歌山・奈良・三重3県)
リスク要因
👉急峻な山地からの流入
👉支流の多さ
👉線状降水帯の発生

対策
👉台風接近時は早期避難(警戒レベル3で避難開始)
👉川沿いの低地にお住まいの方は、2階以上への垂直避難も検討
👉熊野川の水位情報をリアルタイムで確認

紀の川流域(和歌山市・紀の川市・岩出市)

リスク要因
👉流域人口が多く、資産集中
👉奈良県から和歌山県へ流れる長大な河川
👉支川合流点での内水氾濫

対策
👉内水氾濫(排水が追いつかない浸水)に注意
👉地下施設や半地下住宅は特に警戒
👉排水ポンプ場の稼働状況を確認

有田川・日高川流域(有田市・有田川町・御坊市・日高川町)

リスク要因
👉中小河川で水位上昇が早い
👉山間部からの土砂流入

対策
👉雨量情報を常時チェック
👉上流域で豪雨が発生した場合、下流でも急激な増水に警戒
👉避難勧告が出る前の自主避難を検討


⛰️ 土砂災害リスク

超警戒エリア

那智勝浦町
・2011年紀伊半島大水害で深層崩壊が発生
・大規模な土石流により甚大な被害
・山間部にお住まいの方は、雨量が100mmを超えたら避難準備

古座川町
・急峻な地形と脆い地質
・土砂災害警戒区域が広範囲

田辺市山間部
・孤立集落が発生するリスク
・道路寸断に備えて備蓄を充実

警戒エリア

県内全域の山間部(橋本市・かつらぎ町・九度山町・高野町・紀美野町・日高川町・有田川町など)
・土砂災害警戒区域の確認は必須
・崖の近く、沢沿い、急傾斜地にお住まいの方は特に注意
・大雨時は自治体の避難情報に従ってください

💡 土砂災害ハザードマップはこちら
→ わがまちハザードマップ|和歌山県


和歌山県の災害特性|なぜリスクが高いのか?

和歌山県が全国でも有数の災害リスク地域である理由。それは、4つの要因が重なっているからです。

まず、南海トラフ地震の震源域に位置していること。30年以内に70-80%の確率で発生すると予測されているこの巨大地震は、M9クラスの規模です。和歌山県は震源域の真上にあるため、強い揺れと大津波が同時に襲います。県の被害想定では、最悪のケースで死者数千人規模の被害が出るとされています。「いつ来てもおかしくない」。この前提で備える必要があります。

次に、急峻な地形です。紀伊山地は標高1,000mを超える山々が連なり、急斜面が多い地域です。線状降水帯が発生すると、深層崩壊のリスクが高まります。2011年の紀伊半島大水害がその典型例です。山体そのものが崩れ、巨大な土石流が発生しました。この地形がある限り、同じリスクは常に存在します。

さらに、台風の通り道であること。過去10年で和歌山県には3回も台風が上陸しています(2018年に2回、2023年に1回)。紀伊半島に直撃しやすい進路を取るため、高潮、暴風、豪雨の複合災害が発生しやすいのです。停電や交通遮断が長期化し、復旧に時間がかかります。

最後に、約650kmにも及ぶ長い海岸線。津波の影響範囲が非常に広く、入江や河口部では浸水リスクが特に高くなります。2018年の台風21号では、関西各地で過去最高潮位を記録しました。津波だけでなく、台風による高潮も脅威です。

この4つの要素が重なり、和歌山県は「複合災害」のリスクが極めて高い地域なのです。


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災害から命を守るには、正確な情報を素早く入手することが不可欠です。以下の公式サービスを今すぐ登録・確認してください。

📌 自分の住所をピンポイントで確認する
  愛知県の公式ハザードマップ「マップあいち」を活用し、
自宅の浸水想定を必ず確認しておきましょう。
※アプリは家族全員・実家・離れて暮らす家族にも共有しておくと安心です。

🧭 お住まいの地域のハザードマップをチェック

「わがまちハザードマップ」では、全国の市区町村の洪水・津波・土砂災害などの
ハザードマップをまとめて確認できます。まずは自分の地域を検索してみましょう。

▶ わがまちハザードマップを開く

※都道府県 → 市区町村を選択して、最新のハザードマップを確認できます。

💡 今すぐやること

  1. この3つをスマホのホーム画面に配置
  2. 家族のスマホにも防災アプリをインストール
  3. 自宅住所でハザードマップを確認(5分で完了)

過去20年の主要災害|教訓を未来に活かす

2011年 紀伊半島大水害(台風12号)|死者72名の教訓

2011年9月、台風12号がもたらした記録的豪雨。和歌山、奈良、三重の3県で72名が亡くなり、16名が行方不明になりました。新宮市では110haが浸水し、中心部が水没。那智勝浦町では深層崩壊が発生し、山体そのものが崩れました。道路は寸断され、多くの集落が孤立。ライフラインの復旧には数週間を要しました。

総雨量は1,800mmを超えました。これは年間降水量の半分以上が、わずか数日で降った量です。線状降水帯による集中豪雨の恐怖を、この災害は私たちに教えてくれました。「これまで大丈夫だった」は通用しません。早期避難の重要性、孤立への備え。この教訓を、私たちは忘れてはいけません。


2018年 台風21号(ジェービー)|過去最高潮位の記録

2018年9月、非常に強い勢力で日本列島を縦断した台風21号。関西全域で過去最高潮位を記録し、和歌山県でも港湾や沿岸部で高潮被害が発生しました。高潮と高波が同時に襲い、関西国際空港は浸水。広域停電により、信号機やエレベーターが停止しました。

この災害は、高潮リスクを再認識させる出来事でした。津波だけでなく、台風でも浸水は起こります。停電対策の重要性も浮き彫りになりました。モバイルバッテリー、ラジオ、懐中電灯。これらは今すぐ用意すべきです。


2018年 台風24号(トラミ)|田辺市に上陸

2018年9月、田辺市に上陸した台風24号。暴風、高潮、大雨による複合被害が発生しました。広域で浸水、停電、交通障害が起こり、復旧に時間がかかりました。

和歌山県は台風の上陸地点になりやすい地域です。複合災害への備え、事前の避難準備。停電する前に充電し、給水しておく。これが命を守ります。


2023年 台風7号(ラン)|潮岬付近に上陸

2023年8月、潮岬付近に上陸した台風7号。各地で河川が増水し、土砂災害への警戒が強まりました。交通が広域に影響を受け、孤立する地域も発生しました。

台風上陸の常襲地帯であることを、私たちは再認識する必要があります。最新の気象情報を常時確認し、自治体の避難情報に即座に従うこと。それが生き残るための唯一の方法です。


今日からできる備え|命を守る3つのアクション

1. ハザードマップで自宅の危険度を確認(所要時間:5分)

確認項目

  • ✅ 津波浸水想定区域に入っているか
  • ✅ 土砂災害警戒区域に入っているか
  • ✅ 最寄りの河川の氾濫リスクは
  • ✅ 自宅の標高(津波・洪水対策)

確認方法

  1. わがまちハザードマップにアクセス
  2. 住所を入力
  3. 洪水・土砂・津波の3種類を確認
  4. 結果を家族で共有

2. 避難場所までの時間を測る(所要時間:30分)

やること

  • 実際に歩いて避難場所まで行く
  • 夜間・雨天時も想定
  • 高齢者・子供のペースで確認
  • 複数ルートを確保(道路が使えない場合に備えて)

沿岸部の方へ

  • 津波到達時間と比較してください
  • 間に合わない場合は津波避難ビル・避難タワーを確認
  • 「揺れたら即避難」を家族の合言葉に

山間部の方へ

  • 土砂崩れで道路が寸断される可能性を想定
  • 複数の避難ルートを確保
  • 孤立に備えて備蓄を充実

3. 家族で避難ルールを決める(所要時間:10分)

決めること

  • ✅ 「揺れたら○○に集合」(具体的な場所)
  • ✅ 連絡手段(災害伝言ダイヤル171の使い方)
  • ✅ 持ち出し袋の場所と中身の確認
  • ✅ 避難のタイミング(警戒レベル3で避難開始)

家族会議のポイント

  • 年に2回は見直す(春・秋)
  • 子供にも分かる言葉で説明
  • 実際に避難訓練を実施
  • ペットがいる場合の避難方法も確認
📦 防災の全体像をまとめて確認したい方へ

各都道府県記事は地域特有のリスク解説ですが、まずは「最低限そろえるべき防災用品」を一覧で押さえておくと迷いません。

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※初心者向け|チェックしながら準備できます


まとめ|和歌山県民が今すぐやるべきこと

和歌山県は、津波・豪雨・土砂災害の三重苦を抱える地域です。

特に新宮市・串本町など沿岸部では、津波到達まで5-8分しかありません。2011年の紀伊半島大水害では72名が犠牲になり、今も各地で復興が続いています。南海トラフ巨大地震は、30年以内に70-80%の確率で発生すると予測されています。

「いつか備えよう」ではなく、今日この記事を読んだあなたが、まずハザードマップを確認し、明日の避難訓練を家族に提案してください。

公式アプリをインストールし、避難場所を確認し、備蓄を始める。

それが、あなたと大切な人の命を守る第一歩です。

🎒 何を備えればいいかわからない方へ

防災グッズは「全部そろえる」必要はありません。
まずは 持ち出し袋に最低限必要な中身 を、チェックリストで確認してみましょう。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 和歌山県で最も津波が早く来る場所は?
A. 新宮市で最短5分、太地町で約6分、那智勝浦町で約7分、串本町で約8分です。沿岸部にお住まいの方は、揺れを感じたら即座に高台へ避難することが原則です。考えている時間はありません。


Q2. 自分の町のリスクはどこで確認できる?
A. 和歌山県「防災わかやま」または国土交通省「わがまちハザードマップ」で市町村別のハザードマップが確認できます。津波・洪水・土砂の3種類を必ず確認してください。住所を入力するだけで、数分で確認可能です。


Q3. 紀伊半島大水害の被害はどれくらい?
A. 2011年の台風12号により、和歌山・奈良・三重の3県で死者72名・行方不明16名。新宮市では110haが浸水し、多数の集落が孤立しました。総雨量1,800mmを超える記録的豪雨により、深層崩壊が発生し、今も爪痕が残っています。


Q4. 南海トラフ地震の発生確率は?
A. 30年以内に70-80%(地震調査研究推進本部・2024年発表)。和歌山県は震源域の真上に位置するため、強い揺れと大津波による甚大な被害が想定されています。「いつ来てもおかしくない」前提で備えてください。


Q5. 避難時の最低限の持ち物は?
A. 水・懐中電灯・スマホ(充電済み)・常備薬・現金(小銭)・身分証明書です。津波避難の場合は、持ち物よりも「一刻も早く高台へ」が最優先。詳細な備蓄リストは別記事「防災備蓄12選」で解説しています。


Q6. 観光中に地震が来たらどうすればいい?
A. 海沿いにいる場合は即座に高台へ避難してください。ホテル・旅館では3階以上に移動し、津波情報を確認。和歌山県防災ナビアプリで最寄りの避難場所を検索できます。観光地でも、到着したらまず避難場所を確認する習慣をつけましょう。


和歌山県の災害・防災について、情報やご意見をお聞かせください。サイト自体も、さらに充実したものにいたします。

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