2018年9月6日、午前3時7分。胆振東部地震が北海道を襲いました。最大震度7。北海道全域で停電が発生しました。295万戸、ほぼ全ての家庭が電気を失いました。信号が消え、冷蔵庫が止まり、暖房が使えなくなりました。「まさか北海道全域が停電するなんて」。多くの道民が、ブラックアウトの恐怖を知りました。
停電は、最長で数日間続きました。9月の北海道はまだ暖かかったため、凍死のリスクは低かったですが、もしこれが冬だったら。氷点下10度以下の厳冬期に暖房が止まったら。多くの道民が、低体温症や凍死のリスクに晒されたでしょう。
そして、千島海溝巨大地震の脅威。北海道太平洋沿岸では、最大で10mを超える津波が想定されています。2025年7月、カムチャッカ半島沖の地震では、北海道の太平洋沿岸に津波警報が出されたのも記憶に新しいでしょう。釧路市、根室市、厚岸町、浦河町など道東・道南の沿岸部では、地震発生から最短で数分で津波が到達する可能性があります。
津波からの避難は、時間との勝負です。強い揺れを感じたら、または長い揺れを感じたら、即座に高台へ避難する。津波警報を待たない。これが、北海道の津波対策の鉄則です。
さらに、豪雪と火山のリスク。上川、留萌、宗谷など道北の山間部では、冬季に豪雪により交通が遮断され、集落が孤立する可能性があります。有珠山、駒ヶ岳、十勝岳など活火山も多数存在し、噴火時には降灰や火砕流のリスクがあります。
北海道は、地震、津波、豪雪、火山の複合リスクを抱える地域です。特に、千島海溝巨大地震による津波とブラックアウトが同時に発生した場合、氷点下の厳冬期には命の危機に直結します。
本記事では、北海道で過去25年に起きた災害と、あなたの住む支庁・市町村の具体的なリスクを解説します。まず、あなたの地域の危険度を確認してください。

あなたの支庁・市町村の災害リスク診断【14支庁・主要都市完全チェック】
北海道の災害リスクは、地域によって大きく異なります。太平洋沿岸を襲う津波、全道を襲う停電、道北を襲う豪雪、火山周辺の降灰・火砕流。あなたの住む支庁・市町村がどのリスクに晒されているのか、以下の表で確認してください。
【重要】 全道でブラックアウト(大規模停電)のリスクがあります。特に冬季は低体温症のリスクがあるため、全支庁でポータブル電源・暖房器具の備えが必須です。
🔴 超高リスク地域(複合災害が特に重複)
石狩支庁
| 市町村 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 札幌市 | 🔴 震度6強想定 | – | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+豪雪+人口集中 |
| 石狩市 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+豪雪 |
| 江別市 | 🟠 警戒 | – | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+豪雪 |
| 北広島市 | 🟠 警戒 | – | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+豪雪 |
| 千歳市 | 🔴 震度6強想定 | – | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+豪雪 |
| 恵庭市 | 🟠 警戒 | – | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+豪雪 |
渡島支庁
| 市町村 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 函館市 | 🟠 警戒 | 🔴 最大10m津波 | 🟠 警戒 | – | 🟠 警戒 | 地震+津波+豪雪 |
| 北斗市 | 🟠 警戒 | 🟠 津波到達 | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+津波+豪雪 |
| 七飯町 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🟠 警戒 | 🟠 駒ヶ岳 | 🟠 警戒 | 地震+火山+豪雪 |
釧路支庁
| 市町村 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 釧路市 | 🔴 震度6強想定 | 🔴 最大15m津波 | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+津波(最短数分) |
| 釧路町 | 🟠 警戒 | 🔴 最大15m津波 | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+津波 |
| 厚岸町 | 🟠 警戒 | 🔴 最大15m津波 | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+津波 |
根室支庁
| 市町村 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 根室市 | 🔴 震度6強想定 | 🔴 最大20m津波 | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+津波(最短数分) |
| 別海町 | 🟠 警戒 | 🟠 津波到達 | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+津波 |
胆振支庁
| 支庁・市町村 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 胆振支庁(全域) | 🔴 2018年震度7 | 🟠 津波到達 | 🟠 警戒 | 🔴 有珠山 | 🟠 警戒 | 地震+火山+津波 |
| 苫小牧市 | 🔴 震度6強想定 | 🟠 津波到達 | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+津波 |
| 室蘭市 | 🟠 警戒 | 🟠 津波到達 | 🟠 警戒 | – | 🟠 警戒 | 地震+津波 |
日高支庁
| 市町村 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 浦河町 | 🔴 震度6強想定 | 🔴 最大13m津波 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+津波 |
| 様似町 | 🟠 警戒 | 🔴 最大13m津波 | 🟡 注意 | – | 🟠 警戒 | 地震+津波 |
🟠 高リスク地域
後志支庁
| 支庁・市町村 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 後志支庁(全域) | 🟠 警戒 | 🟠 津波到達 | 🔴 超警戒 | – | 🟠 警戒 | 豪雪+地震+津波 |
| 小樽市 | 🟠 警戒 | 🟠 津波到達 | 🔴 超警戒 | – | 🟠 警戒 | 豪雪+地震+津波 |
| 倶知安町 | 🟠 警戒 | – | 🔴 超警戒 | – | 🟠 警戒 | 豪雪+地震 |
空知支庁
| 支庁・市町村 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 空知支庁(全域) | 🟠 警戒 | – | 🔴 超警戒 | – | 🟠 警戒 | 豪雪+地震+孤立 |
上川支庁
| 支庁・市町村 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 上川支庁(全域) | 🟠 警戒 | – | 🔴 超警戒 | 🔴 十勝岳 | 🟠 警戒 | 豪雪+火山+孤立 |
| 旭川市 | 🟠 警戒 | – | 🔴 超警戒 | – | 🟡 注意 | 豪雪+地震 |
留萌支庁
| 支庁 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 留萌支庁(全域) | 🟠 警戒 | 🟠 津波到達 | 🔴 超警戒 | – | 🟠 警戒 | 豪雪+津波+孤立 |
宗谷支庁
| 支庁・市町村 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 宗谷支庁(全域) | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🔴 超警戒 | – | 🟡 注意 | 豪雪+孤立 |
| 稚内市 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🔴 超警戒 | – | 🟡 注意 | 豪雪+孤立 |
オホーツク支庁
| 支庁・市町村 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| オホーツク支庁(全域) | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🔴 超警戒 | – | 🟡 注意 | 豪雪+地震+孤立 |
| 北見市 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🔴 超警戒 | – | 🟡 注意 | 豪雪+地震 |
| 網走市 | 🟠 警戒 | 🟡 注意 | 🔴 超警戒 | – | 🟡 注意 | 豪雪+地震 |
十勝支庁
| 支庁・市町村 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 十勝支庁(全域) | 🟠 警戒 | 🟠 津波到達 | 🟠 警戒 | – | 🟠 警戒 | 地震+津波+豪雪 |
| 帯広市 | 🟠 警戒 | – | 🟠 警戒 | – | 🟡 注意 | 地震+豪雪 |
檜山支庁
| 支庁 | 地震 | 津波 | 豪雪 | 火山 | 土砂 | 最大の脅威 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 檜山支庁(全域) | 🟠 警戒 | 🟠 津波到達 | 🔴 超警戒 | – | 🟠 警戒 | 豪雪+津波+地震 |
【凡例】 🔴:極めて高い|🟠:高い|🟡:注意が必要
🌊 津波リスク:千島海溝の脅威
千島海溝巨大地震が発生した場合、北海道太平洋沿岸では最大で10mから20mの津波が想定されています。
根室市では最大20m、釧路市・厚岸町では最大15m、浦河町・様似町では最大13m、函館市では最大10mの津波が予測されています。20mは、6階建てのビルに相当する高さです。
津波の到達時間は、地震発生から最短で数分と予測されている地域もあります。揺れが収まるのを待っていては、間に合いません。強い揺れを感じたら、または長い揺れを感じたら、即座に高台へ避難してください。
2011年の東日本大震災では、北海道でも津波が到達しました。釧路市や根室市では、多くの住民が避難しました。次の千島海溝巨大地震では、その数倍の高さの津波が想定されています。
津波避難タワー、津波避難ビル、高台への避難ルート。地震が来てから調べるのでは遅いのです。家族で最短避難ルートを共有しておきましょう。観光で訪れる方も、宿泊先のチェックイン時に、避難場所、津波避難ルート、非常口を一度確認しておくことをお勧めします。
🏠 地震リスク:胆振東部地震の記憶
2018年9月6日、午前3時7分。胆振東部地震が北海道を襲いました。最大震度7。厚真町を中心に、多くの建物が倒壊し、土砂崩れが発生しました。41名が犠牲になりました。
そして、北海道全域で停電が発生しました。295万戸、ほぼ全ての家庭が電気を失いました。ブラックアウト。信号が消え、冷蔵庫が止まり、暖房が使えなくなりました。
停電は、最長で数日間続きました。9月の北海道はまだ暖かかったため、凍死のリスクは低かったですが、もしこれが冬だったら。氷点下10度以下の厳冬期に暖房が止まったら。多くの道民が、低体温症や凍死のリスクに晒されたでしょう。
千島海溝巨大地震が発生した場合、北海道では最大震度6強から震度7の揺れが想定されています。札幌市、千歳市、釧路市、根室市など主要都市で大きな揺れが予測されています。
そして、再びブラックアウトが発生する可能性があります。厳冬期に電気が止まれば、命の危機に直結します。
家具は固定していますか?耐震診断は受けましたか?非常持ち出し袋は玄関に置いていますか?ポータブル電源は準備していますか?カセットコンロは準備していますか?2018年の教訓を、今日の備えに活かしてください。
⚡ ブラックアウトリスク:極寒期停電の恐怖
2018年の胆振東部地震で、北海道全域が停電しました。ブラックアウト。295万戸が電気を失いました。
停電は、暖房、冷蔵庫、照明、通信を一斉に奪います。特に厳冬期の停電は、命に関わります。北海道の冬は、最低気温が氷点下10度以下になる地域が多く、電気が止まると暖房が停止し、急速に室温が低下します。
特に高齢者や乳幼児がいる家庭では、低体温症のリスクが高まります。水道管が凍結し、破裂する可能性もあります。
ブラックアウトに備えて、以下の準備が必要です。
ポータブル電源 は、スマートフォンやラジオの情報収集だけでなく、電気毛布や小型暖房器具を短時間でも動かすために必須です。厳冬期の停電は命の危険。暖房と情報を確保するための最優先の投資です。
カセットコンロと大容量ガスボンベ は、調理だけでなく、室内の温度を維持するための熱源としても活用できます。備蓄目安は、冬場の暖房利用も想定し、最低でも30本以上のガスボンベを推奨します。
寒冷地用寝袋(マミー型推奨) は、氷点下の停電時の夜を乗り切るために必要です。停電で暖房が使えない冬は、体温を保てる寝具が命を守ります。
❄️ 豪雪リスク:孤立の恐怖
上川、留萌、宗谷、オホーツク、後志、空知、檜山など道北・道央の山間部では、冬季に豪雪により交通が遮断され、集落が孤立する可能性があります。
積雪が2m以上に達することもあり、道路が寸断され、救助が遅れる可能性があります。物流が滞り、食料や燃料が不足します。
豪雪に備えて、除雪用具(スノーダンプ、スコップ)、燃料(灯油、ガソリン)、暖房器具、非常食(最低7日分、できれば10日分以上)を準備してください。停電に備えて、ポータブル電源やソーラー充電器も有効です。
車にも、スノーダンプ、スコップ、チェーン、防寒具、非常食、水を常備してください。立ち往生した場合、車内で一晩を過ごす可能性があります。マフラー周辺の雪を定期的に除去し、一酸化炭素中毒を防いでください。
🌋 火山リスク:降灰・火砕流の脅威
北海道には、有珠山、駒ヶ岳、十勝岳など活火山が多数存在します。噴火時には、降灰や火砕流のリスクがあります。
有珠山(胆振支庁)、駒ヶ岳(渡島支庁)、十勝岳(上川支庁)周辺の住民は、噴火警戒レベルを日常的にチェックしてください。レベルが上がったら、行政の避難指示に従い、火砕流警戒区域外へ避難してください。
火山灰は人体に有害で、機器を破壊します。避難時・自宅待機時はN95規格などの防塵マスクとゴーグルを着用し、車にはエアフィルターやカバーを用意しましょう。
北海道の災害特性|なぜリスクが高いのか?
北海道が複合的な災害リスクを抱える理由は、5つの要因が重なっているからです。
まず、千島海溝という巨大地震の震源域に近いという地理的特性。北海道太平洋沿岸では、最大20mの津波が想定されています。津波の到達時間は最短で数分。即座の避難が必要です。
次に、広大な面積と人口密度の低さ。道北・道央の山間部では、冬季に豪雪により交通が遮断され、集落が孤立する可能性があります。物流が滞り、食料や燃料が不足します。
さらに、厳冬期の気候。北海道の冬は、最低気温が氷点下10度以下になる地域が多く、停電が発生すると暖房が停止し、命の危機に直結します。2018年のブラックアウトが冬に発生していたら、多くの犠牲者が出ていた可能性があります。
そして、活火山の存在。有珠山、駒ヶ岳、十勝岳など活火山が多数存在し、噴火時には降灰や火砕流のリスクがあります。
最後に、電力の集中と脆弱性。2018年の胆振東部地震では、主要な火力発電所が停止し、北海道全域が停電しました。ブラックアウト。この教訓から、電力の分散化が進められていますが、リスクは残されています。
この5つの要素が重なり、北海道は「地震・津波・豪雪・火山・ブラックアウト」の複合リスクを抱える地域なのです。
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各市町村のハザードマップ も必ず確認してください。「札幌市 ハザードマップ」「釧路市 ハザードマップ」などで検索すれば、詳細な津波浸水想定区域や土砂災害警戒区域、避難場所を確認できます。
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※都道府県 → 市区町村を選択して、最新のハザードマップを確認できます。
これらを日頃から確認し、家族全員がアクセスできるようにしておきましょう。
過去25年の主要災害|教訓を未来に活かす
2018年 胆振東部地震|震度7とブラックアウト
2018年9月6日、午前3時7分。胆振東部地震が北海道を襲いました。最大震度7。厚真町を中心に、多くの建物が倒壊し、土砂崩れが発生しました。41名が犠牲になりました。
そして、北海道全域で停電が発生しました。ブラックアウト。295万戸が電気を失いました。停電は最長で数日間続きました。
この地震は、「ブラックアウトの恐怖」と「厳冬期停電のリスク」を道民に再認識させました。ポータブル電源、カセットコンロ、寒冷地用寝袋。これらは、北海道で暮らす以上、必須の備えです。
2011年 東日本大震災|北海道でも津波到達
2011年3月11日、東日本大震災。北海道でも津波が到達しました。釧路市や根室市では、多くの住民が避難しました。
この地震は、「北海道も津波のリスクがある」という認識を道民に広めました。千島海溝巨大地震が発生した場合、最大20mの津波が想定されています。強い揺れを感じたら、即座に高台へ避難してください。
2000年 有珠山噴火|火山災害の脅威
2000年3月、有珠山が噴火しました。火砕流や降灰により、周辺住民が避難しました。噴火は数ヶ月間続き、観光業や農業に大きな影響を与えました。
この噴火は、「北海道も火山災害のリスクがある」という認識を道民に知らしめました。防塵マスク、ゴーグル、非常食。これらは、火山周辺に住む以上、必須の備えです。
今日からできる備え|命を守る3つのアクション
1. ハザードマップで自宅の危険度を確認する(5分)
「わがまちハザードマップ」または「お住まいの市町村名 ハザードマップ」で検索してください。津波浸水想定区域、土砂災害警戒区域、火山災害想定区域。この3つを確認してください。
自宅が沿岸部にある場合は、津波浸水想定区域を確認してください。何mの津波が想定されていますか?避難場所と避難ルートを確認してください。
2. 避難場所までの時間を測る(30分)
実際に歩いて避難場所まで行ってください。スマホで時間を計測し、実際のルートを確認します。夜間、雪の日も想定してください。高齢者や子供のペースで歩いた場合、何分かかりますか?
津波避難の場合は、時間との勝負です。地震発生から数分で避難を開始する必要があります。複数のルートを確保しておきましょう。
3. 家族で避難ルールを決める(10分)
「地震が来たらどこに集合するか」「津波警報が出たらどうするか」「停電したらどうするか」「豪雪で孤立したらどうするか」。具体的な場所と行動を決めてください。連絡手段も確認しましょう。災害伝言ダイヤル171の使い方を、家族全員が知っていますか?
非常持ち出し袋は玄関に置いていますか?中身は確認しましたか?家具は固定していますか?ポータブル電源は準備していますか?カセットコンロとガスボンベは準備していますか?寒冷地用寝袋は準備していますか?できることから始めてください。
まとめ|北海道民が今すぐやるべきこと
北海道は、地震、津波、豪雪、火山、ブラックアウトの複合リスクを抱える地域です。2018年の胆振東部地震では、北海道全域が停電しました。2011年の東日本大震災では、北海道でも津波が到達しました。2000年の有珠山噴火では、周辺住民が避難しました。
次の千島海溝巨大地震は、いつ来てもおかしくありません。最大震度7の揺れと、最大20mの津波が想定されています。そして、再びブラックアウトが発生する可能性があります。厳冬期に電気が止まれば、命の危機に直結します。
最低限の備蓄量:
- 水:7日分以上(山間部は10日分以上)
- 食料:7日分以上(山間部は10日分以上)
- 医薬品:普段より多めのストック
- 燃料:冬季は灯油・ガソリン・ガスボンベを多めに(ガスボンベ30本以上推奨)
今週やること:
- ハザードマップで自宅のリスクを確認
- 津波避難場所と避難ルートを確認
- 非常持ち出し袋の確認
- 家族で避難ルールを確認
- 7日分以上の備蓄を確認
- 家具の固定
- ポータブル電源の準備
- カセットコンロとガスボンベ30本以上の準備
- 寒冷地用寝袋の準備
- 車にスノーダンプ・チェーン・防寒具を常備
備えに関する具体的なリストと、家族構成別の必要量については、以下の記事で詳しく解説しています。
各都道府県記事は地域特有のリスク解説ですが、まずは「最低限そろえるべき防災用品」を一覧で押さえておくと迷いません。
▶ 7日間生き延びる防災グッズ12選を見る※初心者向け|チェックしながら準備できます
千島海溝巨大地震は、必ず来ます。それは、明日かもしれません。という意識を持って、普段からの防災対策に取り組んでいきたいものですね。
よくある質問(FAQ)
Q1. 冬季の停電で命を守るための最優先対策は?
最優先はポータブル電源とカセットコンロの確保です。ポータブル電源で電気毛布や小型暖房器具を動かし、カセットコンロで調理と緊急暖房を賄い、低体温症を防いでください。ガスボンベは冬場の暖房利用も想定し、最低でも30本以上の備蓄を推奨します。
Q2. 津波警報が出たら、車で避難しても良いですか?
原則として推奨されません。渋滞が発生し、避難が遅れるリスクがあるためです。徒歩で高台への避難を最優先してください。津波の到達時間は最短で数分のため、時間との勝負です。
Q3. 豪雪で車が立ち往生した場合の注意点は?
マフラー周辺の雪を定期的に除去し、一酸化炭素中毒を防いでください。暖房使用時は窓を少し開け、携帯トイレや防寒具で備えましょう。車にはスノーダンプ、スコップ、チェーン、防寒具、非常食、水を常備してください。
Q4. 火山噴火時の情報源は?
気象庁の噴火速報、自治体の避難情報、そして北海道防災情報ポータルを常にチェックしてください。噴火警戒レベルが上がったら、行政の避難指示に従い、火砕流警戒区域外へ避難してください。
Q5. 北海道で最も危険な災害は?
千島海溝巨大地震による津波とブラックアウトの同時発生です。特に厳冬期に発生した場合、津波からの避難と低体温症の防止という二重の課題に直面します。ポータブル電源、カセットコンロ、寒冷地用寝袋の準備が最優先です。
Q6. ブラックアウトはどのくらいの期間続く可能性がありますか?
2018年の胆振東部地震では、最長で数日間停電が続きました。次の大地震でも、同様またはそれ以上の期間、停電が続く可能性があります。最低7日分の備蓄と、ポータブル電源・カセットコンロの準備が必須です。
北海道の災害・防災について、情報やご意見をお聞かせください。サイト自体も、さらに充実したものにいたします。


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